2006年度集中観測(有珠山)
みなさまのご協力により2006年度有珠山集中観測はすべての項目をを終えました. 関係機関の皆様どうもありがとうございました. |
観測項目 担当・連絡先 |
概要 | 実施時期 | 特記事項 | 参加他機関 | |
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地震観測 (青山) 011-706-4845 |
微小地震活動の震源位置の高精度な推定と,微小地震の発生メカニズムの推定を目指し,20点弱の現地収録観測点を設け臨時観測を実施する. | 期間:5月末〜8月末 設置:5月31日〜6月7日 撤収:8月末 |
ロガー,地震計の借用 JMAデータを加えた併合処理を検討中 |
産総研(1名) 東大震研(機材) 京大桜島(2名+機材) 気象庁(?名) |
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測地観測 (森) 011-706-3932 |
2000年噴火後の地殻変動の追跡と地下で進行している噴火の準備過程をとらえるための基礎データを収集する. | 水準測量:(森・大島) 7月上旬から下旬 GPS測量:(森・大島) 11月上旬 重力測量:(大島・森) 6月19日〜30日 |
3〜4班で測量.測量機材,2班6人の参加を依頼.GPS受信機の借用(計14台) 有珠の重力測量に参加した重力計の参加を要望.また,新規参加重力計も歓迎 |
東北大(1名) 防災科研(1名) 東大震研(2名) 九大島原(3名) 京大桜島(3名) 気象庁(?名) |
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地球電磁気観測 (橋本) 011-706-4677 |
(1) 2000年新山の浅部比抵抗構造の解明を目的とした比抵抗探査と既存資料の解析 (2) 山頂火口原の自然電位分布経年変化の追跡 (3) 磁気点の整備と繰り返し磁気測量 |
実施時期: 7月3日〜12日 |
広帯域MT機材を借用 | 産総研(2名+機材) 京大阿蘇(2名) 東工大(機材) 気象庁(柿岡地磁気観測所:1名,女満別地磁気観測所:1名) |
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熱的観測 (大島) 0142-66-4011 |
2000年新山,有珠山頂火口原および昭和新山地域における2000年噴火以降の熱活動の変化を把握するために,空中熱映像を主とした熱的観測を実施する. | 実施時期: 9月11日〜15日 |
京大阿蘇(3名) 産総研(1名) 防災科研(データ提供) 気象庁(4名) |
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水環境 (大島) 0142-66-4011 |
水蒸気爆発や噴気活動を支配する火山体浅部の水環境に関する基礎資料の整備を目的に,孔井標高や水位の測定などを行うとともに,既存の孔井資料を収集する. | 実施時期: 9月20日〜24日 10月28日〜31日 |
産総研(1名) 北大理地物(1名) |
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火山化学 (現地対応:大島) 0142-66-4011 |
これまで継続して行ってきたI火口,昭和新山亀岩の火山ガス,およびNB火口での火山ガス調査を行う.また,2000年噴火で顕著な自噴が見られた孔井について採水分析を実施する. | 実施時期: 9月5日〜8日 |
東工大(2名) |