第104回火山噴火予知連絡会資料

− 2006年6月12日−


 

火山活動評価
 ・火山活動および個別評価とも前期(2005年11月〜2月)に対する今期(2006年2月〜2006年6月)の相対評価である
 ・火山活動評価は個別評価に重みをつけた評価ではない.
火山活動評価  項目別評価
有珠山 地震活動 山頂火口原での地震活動に大きな変化はみられない.
井戸水位変化 昭和新山周辺の井戸では,2000年噴火以前の水位レベルに向かう傾向が続いている.
地磁気変化 西山火口域では,これまでと同様に地下浅部の冷却を示す傾向が続いている.

火山活動評価  項目別評価
駒ヶ岳 地震活動 山頂近傍での地震発生数は少ない状態が続いている.

火山活動評価  項目別評価
樽前山 地震活動 樽前山の南西側を中心とした領域での火山構造性地震の群発活動が見られるが,全体的に落ち着いた活動レベルで推移した.

内  容

有珠山

 - 火山性地震の時空間分布,井戸水位変化 ・・・P1
 - 西山火口域の地磁気変化 ・・・P2
 - NB火口の温度変化 ・・・P3
 - KA, KB火口の温度変化 ・・・P4-P5

駒ケ岳

 - 火山性地震の時空間分布 ・・・P6

樽前山

 - 火山性地震の時空間分布 ・・・P7
 - B噴気孔群の表面温度 ・・・P8
雌阿寒岳
 - 2006年3月21日の噴火 ・・・P9
 - 雌阿寒岳における最近4回の小噴火と火山性群発地震との関係 ・・・P10
 - 雌阿寒岳火山・赤沼火口からの放熱および放水率(暫定) ・・・P11
 - 火口および噴気孔の位置について ・・・P12
 - SO2放出量(暫定値) ・・・P13
 - 2006年3月21日噴火に伴う傾斜変動 ・・・P14

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